まいと幼児教育コラム 年中|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

まいと幼児教育コラム 年中

5才 4月の過ごし方

4月です。

幼稚園の年中組になりましたね。一つ下の園児も入園し、お兄さん・お姉さんの意識がとても出てくる時期です。
また、2年保育で入園のお子さんは、待ちに待った幼稚園生活のスタートです。
「まいと」でも、2年保育から幼稚園に通うお子さんがいます。幼稚園を以前からとても楽しみにしていましたので、きっと楽しく通園できることでしょう。
5歳は、体力もついてきますので、幼稚園の後の習い事も、生活の中でのリズムの一つとして、スムーズに行うことが出来るはずです。

4月は、自分の名前の平仮名に興味を持たせていきます。子どもの「文字」に対しての興味や関心は千差万別です。
この時期にスラスラ平仮名やカタカナを読めて書ける子ども・字には全く興味を示さない子ども・・・・・どうして、この様な興味や関心の差が出来るのでしょうか?
兄弟関係という環境、絵本が好きな子どもなど、その子どもを取り巻く環境が大きいことは確かでしょう。
また、お母様がいくら教えようとしても全然興味を示さないけれど、自分が興味を持ち始めたら一週間くらいで読めるようになった!というお子さんもいます。
我が子が興味を持ち始めたら、その時が教えどきです。

しかし!興味を持つまでは「環境作り」が大切。
物に名前があることは、言葉を覚え始めたときから感覚として育ってきていますから、ご家庭にある家具や電化製品などに名前を描いて貼ってあげるとか、トイレに「あいうえお表」を貼っておくなど・・平仮名やカタカナの文字が自然にお子さんの目につくところにあるような環境作りを工夫してみましょう。

教室では、年長コースで応用をしていくための、基礎を築いていく年齢です。
体験学習を繰り返しながら、バランス良く刺激をしていきます。

ゲームもたくさん経験していきます。
「4目並べ」は、5目並べを一つ少なくしたもので、ルールは、同じです。
縦・横・斜めに4個揃えたら勝ちです。目標は、斜め取りが出来ること、そして相手の出す駒の並びを意識し、自分が勝つための駒を置く位置を理解していくことです。
なかなか、斜めの見方が難しく、気付かないものです。
ゲームでは、勝敗はつきものですが、「よし!次はがんばるぞ!」と次へのステップに気持ちを持っていける事が大切になっていきます。
その心の切り替えを、上手に学習していけるのもゲームの良さです。ご家庭でもお父様やお母様と一緒に簡単にできるゲームを楽しんで見て下さい。
集中力・位置の認識・ルールの理解・推理力が身に付きます。

ちぎり絵をします。ちぎり絵は2種類あり、枠の中に細かくちぎった折り紙を貼っていく方法と、形その物を線の通りにちぎっていく方法です。
年中コースでは、後者の方の経験をたくさん取り入れていきます。ハサミで切ることが上手になってきているので、指先でちぎるという経験が少なくなってきています。
また、指先を線に合わせて、線の通りにちぎっていく方法は、とても指先に力が要り、コントロール力も必要です。ちぎるのではなく、紙を裂いてしまいがちです。
ご家庭でも常にハサミで切る方法だけではなく、「ちぎる」という活動も遊びの中に取り入れてみましょう。

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