まいと幼児教育コラム 年中|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

まいと幼児教育コラム 年中

5才 7月の過ごし方

7月は、体調を崩しているお子さんが増えています。
梅雨の湿気と暑さのせいで、体温調節が子ども達は巧くできません。体調管理にはくれぐれも気をつけてあげましょう。

7月は、幼稚園も夏休みに入りますね。
あまりにも暑い日は、逆に外遊びが出来なくなりますから、お風呂場やビニールプールでの水遊びなど、水に触れさせてあげましょう。
水遊びは、子どもにとっては、ストレス発散となる遊びの一つです。身体全体の筋肉を使いますから疲れます。遊んだ後は、十分にお昼寝をしたり、室内でゆっくり過ごしたりするなど、体力面に気をつけてあげましょう。

水を使って実験をしてみましょう。
「浮き沈み」の実験です。材料は(木ぎれ・発砲スチロール・鉛筆・お金の1円と10円等・磁石・クリップ・釘やネジ・葉っぱ・お椀・箸・ティッシュペーパー・・・その他)身の回りにあるもので、浮くのか沈むのかの実験を通して、素材の軽さ・重さが理解出来ていきます。
水に材料を入れる前に、「浮くかな?沈むかな?」と予測を立てることも大切な力です。予測がはずれても構いません。大切なのは、入れる物の重さを自分なりに判断し、今までの情報を元に、「予測」という考える習慣をつけることが大切な力になるのです。

「浮く」「沈む」「浮いていたが、時間が経つと沈む」の3種類に分かれることに気がついて欲しいですね。
ちなみに、1円は縦に入れると沈みますが、横にして入れると浮きます。
ティッシュペーパーは時間が経つと、紙が水分を含み沈んでいきます。
このような細かい事柄を観察することに興味を持たせて行きたいものですね。

輪飾り・・・教室では、折り紙を3等分から6等分にして折る方法を学習していきます。6等分におる方法をつかんだら、次は折り線をハサミで切ります。その次は、折り線を指で千切ります。線を指でちぎる方法は、両手で持って少しずつちぎる方法・机に折り紙を置き、折り線を片方の指で押さえながら少しずつちぎっていく方法の2種類があります。線をちぎる制作は、最近の小学校受験でも多く取り入れられている方法です。指先を使う巧緻性がとても要求されます。
細長くちぎった折り紙を輪にしてつなげ輪飾りを作りましょう。作った輪飾りを七夕飾りにしても楽しいですね。
是非ご家庭でも取り入れてみて下さい。

その他・・・七夕飾り(「グランままの折り紙教室」の七夕飾りも参照してみて下さい。)


ところで、お子さんの鉛筆の持ち方は正しいですか?
子ども達の鉛筆を持つ手を観察していると、殆どの子どもが正しい持ち方が出来ていないことに驚きます。
クレヨンから鉛筆に移行するときになかなか持ち方を修正出来ないからでしょう。
あまり気にもとめずにおくと、後で持ち方を直すときに我が子が苦労をする事になりますから、今のうちから正しい持ち方を意識していきましょう。

お箸の使い方も然りです。
お豆はこび競争などをすると、やはりバッテン箸や握り箸の子どもが目につきます。
躾の一貫として捉えて、日々教えていきましょう。

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