まいと幼児教育コラム 4才|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

まいと幼児教育コラム 4才

4才 7月の過ごし方

7月は、体調を崩している子どもが増えています。
梅雨の湿気と暑さのせいで、体温調節が子ども達は巧くできません。体調管理にはくれぐれも気をつけてあげましょう。

7月は、幼稚園も夏休みに入りますね。
あまりにも暑い日は、逆に外遊びが出来なくなりますから、お風呂場やビニールプールでの水遊びなど、水に触れさせてあげましょう。
水遊びは、子どもにとっては、ストレス発散となる遊びの一つです。身体全体の筋肉を使いますから、疲れもします。遊んだ後は、十分にお昼寝をしたり、室内でゆったり過ごすなど、体力面に気をつけてあげましょう。
せっかくの夏休みですから、夏にしか出来無い活動をたくさんさせてあげたいものです。
フィンガーペインティングや色水遊び、浮き沈みの実験等が、楽しいですね。

水を使っての実験をしてみましょう。
「浮き沈み」の実験です。材料は(木ぎれ・発砲スチロール・鉛筆・お金の1円と10円等・磁石・クリップ・釘やネジ・葉っぱ・お椀・箸・ティッシュペーパー・・・その他)身の回りにあるもので、浮くのか沈むのかの実験を通して、素材の軽さ・重さが理解出来ていきます。
年中さんでは、同じ「浮き沈みの実験」でも、予測を立てることを大切にしていきます。
4才では、その前段階として、「水に浮く物と沈む物がある!ふしぎ~!」と興味を持たせてあげて下さい。


フィンガーペインティング・・・絵の具にチューブの糊を入れ、ハンドソープを少し入れかき混ぜます。ふんわりとして、感触も良いので、楽しんで下さい。
もしも衣類についたとしても、ハンドソープが入っているので、お洗濯で落ちます。
画用紙の上で、好きなように、指や両手を使って思いのまま描いて下さい。机の上で、直接絵の具を使っても楽しめます。
教室では、3才クラスから、授業に取り入れています。

表現遊び・・・この時期の子どもは、身体表現が大好きです。音楽に合わせて、早く走ったり、ゆっくり歩いたり、スタート・ストップ、2拍子や4拍子・3拍子のリズムでの表現を楽しめます。また、動物や虫に変身して身体全体を使った表現遊びをたくさん取り入れてあげましょう。


順番を待つ・ものの貸し借りが出来るようになる・社会性の言葉が使えるようになってくる・友だちを少しずつ求めるようになってくる・・・・・など、4才の時期は「社会性」の発達でも大切な年齢です。
ですから、家庭・幼稚園・サークル・教室などを介して社会性を上手に育てていきたいものです。
最近、我が子がコミュニケーションを上手に取れないと悩むお母様が増えています。
特に、小学校受験を考えたとき、集団での行動観察において上手に遊べない・友だちと巧く関われないと悩むお母様が増えてきました。

子ども達は、それぞれ家庭環境が同じではなく、子ども本来の性格にもあるのですが、一番の原因は経験不足から来ていると考えられます。
子ども達は、兄弟関係・友だち関係・師弟関係・親子関係の中からたくさんの事を学んでいきますから、喧嘩をした後の仲直りの仕方・ものの貸し借りの方法・みんなと上手に遊ぶ方法・他人を意識すること・自制の仕方・相談の仕方・ルールを守る大切さ・・・・・などを、幼児期に、つまり学ぶべき時期に学んで行けなければ、後々友だちがうまく作れなかったり、いじめを経験したりと違った意味での試練を味合わなくてはいけなくなります。

今後の我が子の成長に大切な社会性を我が子に教えていきましょう。

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