まいと幼児教育コラム 年長|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

まいと幼児教育コラム 年長

6才 2月の過ごし方

2月です。

引き続き、テキストを使用しての学習へ入ります。小学校での教科書に出てくるような楽しい絵柄のついたテキストです。今までのプリント学習とは少し変化があり、ノート形式になっているので、新鮮な感覚で取り組めるようです。

2月も引き続き、ひらがなを書く練習をしていきます。
音読の習慣をつけるために、短い詩を読んでいきます。書かれていることを正しく読む力が身に付きます。
板書の仕方、ノートの使い方にも慣れていきましょう。
小学校によって、ノートの使い方を細かく指導をするところもあれば、しないところもあります。
特に、低学年でノートの使い方を指導する学校は少ないので、なかなか書くことが上手になりません。それなのに、夏休みの読書感想文では、原稿用紙の使い方の指導もされないまま、宿題で出たりもします。少しずつ、一マス一文字の書き方、句読点の書く位置、行替えの仕組みなど教えていってあげられると良いですね。

算数では、引き続き、数字の順序性と正しく数字を書く事を中心に練習していきます。
足し算や引き算では、カリキュラムにあるように、「□」の場所が変わると、求める答えが変わってきます。その考え方を2月も続けて身に付けていきます。
また、右から○番目やちょうど真ん中などの表現を理解し、テキスト学習をしていきます。

長さの比較をしていきます。1年生ではまだ、長さの単位が出てくることはありません。
長さの比較の用法として、消しゴム何個分の長さか?縦と横では、どちらが何個分ながいのか?など、物を使っての比較の仕方を学習していきます。一年生で目の付け所をたくさん養っていてあげて下さい。
2年生では、㎝とm、3年生では㎞と㎝と㎜、と長さの換算がたくさん登場してきます。
頭の中で、長さの感覚と単位の大きさを結びつけるには、具体的にたくさん遊んでいることです。

学習は小学校の低学年までは、できればご両親のどちらかがそばについて見てあげて下さい。
そして、何が出来て、何が解らないのかを把握してあげましょう。
学校側に任せっきりになるのは、とても危険なことですし、まだ一人で学習できる年齢でもありません。
現在、小学校に通っている子ども達を見ていると、驚きます!
何を驚くかというと、学校によっての勉強の進み方の違い・教え方の違い・宿題の量・字の習得のさせ方・社会や理科の教える学年の違い・テスト・・・・・など、本当に学校によってこんなに違うものかと、しみじみと感じています。

子ども達にとって、学校での学習はとても大切なものです。
しかし、ご両親は通わせたい学校の学習方法や進み方の速さなど、あまり知らずに入学を考えます。そして、入ってから苦労する子どもやご両親が多いのも確かです。
小学校は学校だけに学習を任せておけば良いと考えるのは大間違いです。
学校側も塾は必要ない!とは謳っていても、ご両親との予習や復習は大切だと必ず言います。
少なくとも「子どもと一緒に小学校の勉強をしていくのだ」という気持ちを持ち、小学校の準備としての必要な事柄を学習させておいてあげましょう。

ページトップ