まずは、どうして行きたがらないかの理由を考えて見て下さい。 お母さんと家に居て、一緒に遊ぶほうが楽しいと思っているのか、お友達と喧嘩をしたのか、風邪などで休んで、休み癖がついてしまったのか、幼稚園のトイレが嫌だとか、お弁当の時の牛乳が嫌など・・・何処に理由があるのでしょうか。

案外単純な事が原因になっていたりもします。 もしも、親離れが完璧に出来ていない状態の中で、幼稚園に行く場合は、子どもにとってはつらい事です。しかし、幼稚園は楽しい所だと、２～３ヶ月位経つと理解出来るようになります。

また、親離れというよりは、子離れが出来ていないケースも多いようです。「幼稚園に行って大丈夫かしら・・・？」「困った時は先生にいうのよ。」「おトイレの時は先生に言うのよ。」等と話しながら、幼稚園に送り出してはいないでしょうか？

別れ際につい握っている手を強めたり、もしくは逆に撥ね退けたり・・・。そんなお母さんの言葉や行動で、幼稚園は子どもにとって、緊張する場に変わります。 「失敗しても大丈夫！」「優しい先生が居るからね！」と安心をさせてあげましょう。

お子さんによっては、１学期ずっと、お母さんから離れる瞬間泣いてしまうお子さんもいますが、園舎に入り、先生や友達と接する中で泣き止んで回りの様子を窺ったり、先生とおしゃべりするのであれば、心配は要りません。

もし、どうしても無く事が激しいのであれば、幼稚園の先生に相談する事をお勧め致します。