言葉使いについて|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

言葉使いについて

言葉使いについて

最近『おしっこ』『うんち』『ばか』などの言葉を、みんなの前でわざと言い、 ふざけたりします。
どうしたらなおるのでしょうか?
(3歳8ヶ月)

回答

回答します
4才前後の特徴として、自発性や協調性が順調に発達してきている証拠です。友達との結びつきが強くなり、自分たちの世界が出来始め、自分もその仲間に入りたくて、この様な言葉をわざと使う事で、友達意識を強めていったりします。

この様な言葉を使う子どもは、日常の会話も自由に出来、友達作りも上手です。また、家庭内でも自由な雰囲気があり、ありのままの自分の心に素直な子どもが多いのです。
この様な言葉を覚えるきかっけとしては、子供たちのコミュニケーションの中で覚えたり、テレビから影響を受けたり、親が何気なく使った言葉を真似たグアップを行えるとよいですね。

大人からすれば、この様な品の無い言葉や悪い言葉は使って欲しくありません。だからといって、叱るものでもありません。大人は、このような言葉に、過剰反応をしないことです。大人の反応が面白く、何度も繰り返しおどけたり笑ったりします。しかし、注意をすることは必要なので、「悪いことば」をやみくもに禁止するのではなく、「馬鹿って言われたら、お母さんはかなしいなあ・・・」と情緒的に子どもに理由づけをしてあげることです。家庭の中でできる事は、使ってよい言葉、いけない言葉を理解させていく事が大切です。
2ヶ月くらい経つと、全く興味を示さなくなったり、別の物に興味が移ったりして、時間がくれば自然に無くなるものです。『おしっこ』『ウンチ』などは、言う事が恥ずかしいと思うようにもなってきます。おおらかな気持ちで、見守っていって下さい。

教室で、こんな事がありました。2年保育で、幼稚園に行き始めた男の子のお母様が、[急にお母さんを『かあちゃん』と、言うようになったんです。特に、大勢の人がいる所で、大声で言われて困ります。]というお母様がいました。その子どもに、理由を聞いたところ、『友達が言ってて、かっこいいな ̄と思ったんだ!』と私たちに教えてくれました。子ども社会でのコミュニケーションでの出来事です。その子の仲間の文化が広がった証拠です。嬉しい事です。きっとその内に言わなくなるでしょう!

ページトップ