幼児教材のメリットとデメリット|幼児教材なら家庭の幼児教育で能力開発&知育:まいとプロジェクト

幼児教材のメリットとデメリット

幼児教材のメリットとデメリット

どんなに優れた幼児教材でもメリット(長所)があればデメリット(短所)もあります。良さと悪さは表裏一体なのです。
使い方や発想ひとつで良い教材にも悪い教材にもなりえるのです。

一般的に考えられる幼児教材のメリット・デメリットをまとめました。
教材選びの参考にしてください。

幼児教材のメリット

1.最大のメリットは家庭でできる/お母さんと一緒にできる

家庭用の幼児教材なら自宅に居ながら、すぐに取りかかれます。余計な手間がかかりません。
子どもが小さな時期は、自宅でできるというのは、たいへん魅力的ですね。
教室に通うのにも、公園へ行くにも小さな子供を連れて出かけることは、思う以上に準備に手がかかり、時間もかかります。また移動も公共の乗り物、自家用車、自転車、バギー(徒歩)……どれをとっても手軽にできるというものではありません。特に悪天候の日はめげてしまいますね。

その点、家庭用教材なら、時間や天候を気にすることなくいつでも家に居ながらにして教材を使っていろいろな刺激や体験を与えてあげることができるのです。

2.生活や遊びの中に取り入れることができる

幼児教材は子どもの基本的生活習慣や社会性を身に着けるものから、小学校受験、運動能力、情操教育……など様々ですが、日常生活や遊びの中に取り入れ無理なく楽しみながら活用できるものが多いのです。
逆に言えば、生活や遊びの中に取り入れやすいものを選ぶと無理なく続けられるということにもなります。

3.毎日できる/いつでもできる

家庭の幼児教育では、時間的に自由なので、毎日でもできますし、一日何回でも繰り返し行えます。
教室は、週に1回から週3回ぐらいと目的によって様々ですが、ほとんどが週一回です。
その点、家庭向け幼児教育教材なら、お母さんがやりたいと思ったときに毎日でもできるのが大きな長所ともいえます。

教材の内容(カリキュラム)にもよりますが、幼児期には少しずつでも、毎日することで習慣付けるほうがいいものが多くあります。
子どもは好きなもの、気に入ったことは繰り返します。こうなれば知識の吸収や技術や能力の向上は早いのです。「やる気」を見逃さずに教材を与えてあげることができるのです。

4.何回も繰り返しできる

気に入ったところを何度でも繰り返ししたがる年齢です。
ですから、同じところを何度でも、繰り返してできます。

また、良くわからないところは、お母さんと一緒にわかるまでできますし、時期を置いてから、もう一度試みることもできます。
この、「繰り返し」実践する……ということは、能力の定着につながるので、とても重要なことです。

5.時間にとらわれず自由にできる

この「時間にとらわれず自由にできる」と言うのは、始める時間と終わる時間を自分たちで決めることができるので、何時〜何時までという時間帯に制限のある教室とは大いに違いますね。

時間をとらわれず自由にできる、というのは家庭用教材の最大なメリットといえます。
子どもが『楽しい! 面白い!もっとやりたい!もっと続けたい!もっともっと〜・・・』という気持ちになったときに、時間にとらわれずに気にすることなく、自由に好きなだけ続けさせてあげることができるのです。
こんな時の子どもの集中力はものすごく、覚えるもの早いのです。
中断することなく好きなだけ続けさせてあげられるのは、家庭でしかできないことでもあるのです。

幼児教材のデメリット

1.時間が自由である

この時間の自由・・・・は、「幼児教材のメリット」のところでも書きました。
ですが、この時間が自由であると言うのは、使い方によっては長所にもなり、短所にもなるのです。

自由がないぶん、やる気になっているときは、いつまでも楽しんですることができますし、身に付くこと・覚えることも早くできますね。

しかし逆に、やりたくない・今は他の遊びのほうがいい……となると、なかなか教材に集中しなくなります。
教室のように、わざわざ出向いて『ほかのお友達と一緒に!』となると、気持ち的にもモチベーションが上がるのですが、家庭でする教材の場合、気分・気持ちの切り替えがしにくく、モチベーションを上げにくく『まあ、いいか・・・次にしても』・・・となってしまいます。気が向いたときにすれば良いというだけの教材になってしまうのです。

残念なことに、これを繰り返してしまうと、全くしなくなってしまうのです。

2.一方通行・受け身になりやすい

幼児教材は、自宅でできる手軽さがありますが、個人ですることがほとんどです。

お母さんと一緒に!といったかたちで行うものに関しては、一方通行になることは少ないですが、子どもが一人でDVDを見ながら実践するものなどは、どうしても受身になりやすいものです。

子どもは、面白い事・楽しいことは何度でも繰り返ししますが、それも始めだけで展開や発展が無い分、興味が薄れてきたり、飽きてきたりすると、一方通行でつまらなくなり、全くしなくなる傾向にあります。
子どもの年齢が低ければ低いほど、その傾向が強くなります。

また、逆に子どもの年齢が高くなるほど、子ども自身にまかせっきりになってしまい、更に一方通行傾向が高くなります。

子どもが好きな課題と嫌いな課題、子どもの個性・資質よって違います。また、年齢によってもその年齢で身に着けてほしい課題も変わってきます。
子どもだけの一方通行・受け身にならないように、教材利用の展開や発展性のあるお母さんの声かけや関わりが必要になってきますね。

3.継続・習慣化しにくい

子どもと教室に通う場合、毎週決まった時間に出かけていきます。
子ども自身も『今日は○○教室だね!』というように、教室に通う楽しみが習慣になり、親子で継続して続けるようになります。

一方、幼児教材の場合は家庭で行うため、この必然性が無い分なかなか習慣化しにくいといったデメリットがあります。
好きなときだけやる、気が向いたらやる・・・という行動についついなってしまうことも多いのです。

そうならないためにも、子どもと教材をするための「ルール」を事前に一緒に決めることで、解決していきましょう。
例えば、『毎日おやつを食べ終わったら15分間、お母さんと一緒に○○(←教材)を一緒に遊ぼうね!』
……と、いうように無理なく続けられるルールを決めるのです。
この決めたルールを守っていくことは、なかなか大変かもしれませんが、習慣化していくためには、大切なことですね。これが学習習慣につながっていくのです。

このように家庭用の幼児教育教材は使い方によって、とても便利に効率よく学習できるものですが、この便利さや自由さは使い方や教え方を間違ってしまうと、上手に活用できなくなってしまうこともあります。
せっかく購入する幼児教材なのですから、うまく活用してゆけるように、教材を選ぶ際には、サポート体制もしっかりしたところを選ぶと良いでしょう。

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