幼児(4才児)の発達 【4歳の目標と目安】 Yes-Noチェック|発達をサポートする幼児教育・幼児教材なら:まいとプロジェクトの≪お母さん講座≫

幼児(4才児)の発達 【4歳の目標と目安】 Yes-Noチェック

チェックしてみましょう!

実際に教室でも授業の中でおこなっているもの3つをピックアップ。
ちょっとチェックしてみましょう。

Yes-Noチェック(4才)

身近なことでわかるイエス・ノー発達チェック

他にも大切なことが色々ありますが、日々の生活の中で、子どもの発達をチェックしてみましょう。

  • 簡単なお手伝いができますか?
no

『まだ4歳だからお手伝いなんて無理!!』『余計に時間がかかってしまうわ!』……という声が聞こえてきそうですが、お手伝いをすると言うことは、子どもたちにとって少しお姉さんお兄さんになった証なのです。
ぜひ簡単なお手伝いを見つけて、子どもにさせてあげましょう。

例えば、新聞を取りに行く・茶碗を出す・箸を並べる・靴をそろえる・花に水をまく・ごみの分別をする……など、お母さんの『手伝って!!』のひとことで、子どもはがぜん張り切りだします。
もちろん、はじめは一緒におこないます。

そして手伝いが終わったら『ありがとう。助かったわ。』などと、感謝の言葉を掛けてあげましょう。
その言葉でさらにお手伝いをするようになります。

このようなお手伝いから、子どもたちは『自分も家族の一員だ』ということを自覚していくのです。

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簡単なお手伝いができるようになったら、毎日繰り返しておこなうお手伝い = 「役割」を決めたお手伝いをできるようにしていきましょう。

この役割を決めるときは、子どもと相談をしながら決めます。
もちろん、毎日のことでも必ず『ありがとう』という感謝の言葉を忘れないでください。
お母さんも家族に、『ありがとう』と言われたら嬉しいですよね。

  • ハンカチを広げて手をふき、たたんでポケットにしまえますか?
no

この時期の子供たちは、生活習慣の自立として、自分の持ち物を管理する力 = ハンカチやティッシュペーパーなど、必要な時に必要な使い方を覚えて、使えるような力をつけていくことが、目的になります。

幼稚園や保育園に行っている子供は、自分のハンカチをポケットに入れて、いつでも必要なときに使えるような指導をされていると思います。
しかし、それでもなかなか4才の時期に、自分でハンカチをポケットから出し入れしたり、広げて手を拭き・たたんで・しまう ……という動作は難しいですね。

外出先の施設のトイレでは、手をふく紙や空気で手を乾かす機械が設置されているので、なかなか自分のハンカチを出して手をふくチャンスがないのも確かです。
ご家庭でも、つるしたタオルを使って手をふく、というご家庭がほとんどですよね。

お子さんと外出した際は、

     * 手を洗ったときは、自分のハンカチを使って手をふく習慣
     * 汗が出たときは、自分のハンカチを出して汗を拭く習慣

などを、身につけていってあげましょう。

その為にも、常に自分のハンカチやティッシュペーパーを、自分のポケットにしまえるような洋服選びをしてあげましょう。
ポケットの無い洋服の場合は、ハンカチとティッシュペーパーが納まる入れ物を安全ピンで洋服につける小物もあります。
また、ハンカチはお子さんの好きな絵柄にしてあげる、ティッシュペーパーはビニール袋から出して布製の入れ物にいれてあげると、ポケットから滑り落ちることが少なくなります。

是非、お母さんのアイデアで、工夫してみて下さい。

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ハンカチやティッシュを、ポケットから出したり入れたりが、だいぶスムーズにできるようになってきましたか?
ポケットにハンカチをしまうときに、上手にたためていますか?

よくクシャクシャに丸めたハンカチを、ポケットに入れている子どもを見かけます。
お子さんがクシャクシャに入れていたら、たたんで入れた方が、次につかう時に便利であることを教えてあげましょう。

次のステップは、トイレに行った後、ズボンの中にシャツを入れられるようになることが目標です。
また、スカートをはいているときには、ブラースをスカートの下から引っ張ることも教えてあげましょう。

年長クラスになっても、ズボンからシャツが出ていても気にならなかったり、上手に入れられなかったりする子供がたくさんいます。
普段の生活の中で意識して練習をさせてあげることが大切ですね。

  • 分けっこができますか?
no

「分けっこ」 = 「分割」です。
兄妹がいるご家庭では、日頃から「分ける」ことが生活の中に入ってきていると思いますが、一人っ子のご家庭では、生活の中で「分ける」体験が少ないのではないかと思います。
まずは、お母さんと「分けっこ」をしてみましょう。

例えば、
「4個の飴を子どもとお母さん2人で仲良く同じ数になるように分ける。」
「6枚の折り紙をこども・お母さん・お父さんの3人で仲良く同じ数になるように分ける。」
……など、日常生活の中で分けっこをして「分ける」という経験をたくさんしましょう。

また、分けるときは『ひとりに一つ』『まだ余っているから、もう一回ひとりに一つ』などと、言いながら分けていくと、分けっこがしやすくなりますよ。

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「分けっこ」が上手になったら、今度は余りが出てくる数の「分けっこ」に挑戦してみましょう。

例えば、
「5個の飴を子どもとお母さんの2人で分ける。」
「7枚の折り紙をこども・お母さん・お父さんの3人で分ける。」
……この時、1つ余りが出ます。

この余りをどうするのか、子どもに考えさせましょう。
残った1つを『お母さんにあげる』という子もいれば『これは僕の分』という子もいるでしょう。
『これはお父さんの分だね』と第三者を登場させる子もいます。

どれが正しいというのではなく、子どもが1つ残ったものをどうするのか?……を、考えることも4才では必要な経験になるのです。

  • ケンケンができますか?
no

運動は「経験」「体験」が多ければ多いほど、身体のコントロール力やバランス感覚・リズム感が育っていきます。

ケンケンをするには、身体の重心を捉えて自分の身体をバランスよく保つ力が必要です。
さらに、その場で片足ジャンプをするわけですから、脚力や跳躍力も必要になります。
まずは、身体のバランス感覚を良くするために、お子さんがどれくらい片足バランスの運動ができるかを見てみましょう。

もし、1〜3秒位しか出来ないのであれば、お子さんは普段の生活の中で歩く事が少ないのかもしれません。
歩くという動作は、子どもの身体の重心を育てる一番の方法です。ですから、親子で歩く習慣を増やしましょう。

次に、両足でその場でジャンプ、更に子どもの両手を持ってあげながら、片足でジャンプの練習をさせてあげます。
運動は、「ステップアップ」が大切です。
普段の生活の中で意識をして、繰り返し体験をさせていってあげましょう。

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片足ケンケンが、前に進まず「その場」でケンケンできるようになってきたら、少しずつ片足ケンケンで前に進む練習をしていきましょう。
さらに、ケンパーの練習も同時に行っていくことができると良いですね。

ケンケンが出来るようになってきているということは、身体の重心を捉えることが上手になってきているという証拠です。
バランスが悪いと、その場でのケンケンも、足もとがふらつきクルクル回ってしまいますから、真っすぐに前を見た状態で、連続ケンケンが出来るように練習していきましょう。

はじめはお母さんと一緒に、手を繋ぎながら前に進む練習をスタートします。
一人で2〜3歩前に進むことが出来るようになると、その後は、どんどん一人で練習をしたがるようになります。
ですから、1歩2歩と、できた時にたくさん褒めてあげましょう。

  • 目の前にあったものを覚え、何が無くなったのかわかりますか?
no

モノがなくなった事が分かるためには……「注意力」・「集中力」・「覚えようとする意識」が必要です。
目の前のものをボーっと見ているだけでは、覚えることは出来ませんね。
覚えたものを少しの間、忘れないようにする(記憶する)ために、ゲームなどを通して、その方法をたくさん教えてあげましょう。
例えば、覚えたいものを何回も唱える方法・映像(イメージ)で覚える方法……などがあります。

まず、お子さんの大好きなおもちゃの車などを3個位、目の前に並べて置きます。
『この中から○○ちゃんの大好きな車が消えちゃうよ!どれが消えたか当てっこしてね!』と言って、3個の中の1つを隠してあてっこするゲームを楽しみましょう。
楽しくなってきたら、置いた場所を変えるなど、ゲームを発展させて遊べます。

「記憶力」は刺激の仕方で変わってきます!
瞬間的な短期記憶と長期記憶があり、この場合は瞬間的な記憶力を必要とします。
お子さんの瞬間的な集中力を育てるためにも、ゲームを利用しながら、注意力と瞬間的な集中力を養っていきましょう。

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「買い物ごっこ」「神経衰弱」は、短期記憶の刺激にとてもいい遊びです。
この遊びは、今、瞬間的に憶えたものを、長く記憶しておくことが必要になります。これが記憶の定着です。
記憶の定着は、「短期記憶」が「長期記憶」になっていくことです。
「短期記憶」が「長期記憶」になるためには、覚えたものを引き出すことが必要です。つまり「繰り返し」が大切なのです。

子どもは、この「繰り返し」の作業を毎日たくさんしています。
お子さんは、気に入った絵本があると、何度も読んで欲しいと言う事はありませんか?
『またこの本?』とお母さんやお父さんは思ったことはありませんか?
そして、知らないうちに本の内容を覚えてしまっていた・・・・・なんてことありますよね。
実は記憶力に大切なことは、言葉でも遊びでも意識して「繰り返す」ことなのです。

しかし、この「記憶力」は、鍛えなければ衰えていきます。
逆に、刺激を繰り返していくと、「記憶力」はどんどん高くなっていきます。
日常生活の中で繰り返しおこなうことにより、記憶力を刺激し高めていきましょう。

4歳児の年齢・月齢ごとの発達チェックやその子の発達に応じた刺激を与えることができる家庭の幼児教育教材なら、4歳のこころの成長・生活習慣・運動能力やリズム・言葉(言語力)・EQやIQ・知的能力や才能 ……など、ご自宅でもお母さんが楽しく&簡単に伸ばすことができます。

手先が器用に動く子どもは、知的能力やコミュニケーション能力などが高い傾向にあるという巧緻性(こうちせい)とは。

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