効果的な指導方法について考えてみましょう|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

効果的な指導方法について考えてみましょう

効果的な指導方法について考えてみましょう。

「考える子ども」「創造力のある子ども」「意欲のある子ども」つまり、「本当に頭の良い子ども」に育てるにはどうしたら良いのでしょうか?

指導方法

両親が理解しておくこと

「教えこみ」は禁物です。

「教える」事と「教えこむ」事は違います。教えこむ事は誰にでも出来ますが、上手に解って貰う様に教える事は大変な事です。ここで大切なのは、1つの問題について質問をしたら、子どもの答を待つゆとりです。答が間違っていたら、別のヒントを出して、もう一度考える時間を与えてあげる事です。その様なやり取りの繰り返しの中で、じっくりと子どもの立場に立って教えていくことです。

「わかる」事が大切です。

「できる」と「わかる」は違います。例えば、足し算・引き算には意味がありますが、これを無視して機械的に暗算する習慣がついてしまうと「できる」事だけしか気にならなくなり、「考える」子どもには育ちません。つまり、文章題が出来なくなります。問題の意味が「わかる」事にこだわる習慣が身に着く様に一緒に考えていきましょう。
『どうして解らないの?』『何度言えばできるの?』この様な言葉を無意識に使ってはいませんか?子どもは、少しでも追い詰められると、持っている能力の半分も出せない事が多いのです。頭の中がパニックになり、恐怖心が芽生え、どうして良いか解らなくなってしまいます。ですから、子どもが理解しているかどうかを確かめないで、どんどん新しいことを一気に教え、子どもを追い詰める事は避けたいですね。解らない時は、「なぜわからないのか」「なにが原因なのか」を把握する事が大切です。その原因を理解し、根気良く子どもに対応してあげることです。

間違いは次へのステップです。

自信の無い子どもは、消しゴムが大好きです。また、間違う事は悪い事だと思っている子どもは、間違いを嫌がり、書いては消すことを繰り返します。傾向としては真面目な子どもが多かったり、間違ったときに叱られた経験が多い子どもだったりします。ここで大切なのは、考える過程が大切で、間違えた事や今まで考えた事はそのまま消さずに残す事です。子どもが間違う事は当然と考えましょう。また、ユニークな間違いは、自由で豊かな発想に繋がります。「なぜそうなったのか?」の理由をじっくり聞き、頭ごなしに感情的に叱ったり、注意したりしないことです。仕上げを美しくする事、やり直しを何度もさせることはあえてする必要は無いのです。

学習に対しての賞罰。

学習に対しての罰は意欲の低下に繋がります。ですから、与えてはいけません。賞については、上手に誉める事です。誉める事で学習意欲に繋がり、知識の習得に結び付いていきます。『誉めると調子にのるから・・・』というお母様の声を聞きますが、調子にのらせてあげる事が大切なのです。御両親から誉められる事が子どもには最大の「賞」なのです。但し、『できたら、~してあげる』ということは、できた喜びには繋がらず、『貰えるからする!』という感覚に繋がっていきます。気をつけたいものです。

大切なのは…

  • 学習したことと具体的な物が一致できるように、具体物をたくさん用いて、手で触るなど、経験や体験が出来るように指導する事です。
  • 子どもが自発的に勉強できる環境を作ることです。学習して欲しい物や興味のある物を、目に付く場所や手の届くところに置く事です。
  • 一緒に学習する姿勢で、お子さんが小さい時には、向かい合わずに横に並んで、子どもの目の高さで指導する事を心がける事です。「教える」「教えられる」という立場をはっきりさせないことです。
  • 教材は、身の回りのいたる所にあるので、それをフル活用することです。廃材を利用する、お使いの経験をする、お手伝いをする、言葉遊びをするなど。
  • 効果的な学習をする事で、学習の自立が出来るようになります。よく、『いつから独りで学習をするようになりますか?』と聞かれる事があります。個人差はありますが、小学校の4年生位で、自分から学習する意志がもてるように出来ると良いですね。それまでは、学習する時間に、御両親が付き合ってあげる事が大切です。

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