幼児(5才児)の発達 【5歳の目標と目安】 Yes-Noチェック|発達をサポートする幼児教育・幼児教材なら:まいとプロジェクトの≪お母さん講座≫

幼児(5才児)の発達 【5歳の目標と目安】 Yes-Noチェック

チェックしてみましょう!

実際に教室でも授業の中でおこなっているもの3つをピックアップ。
ちょっとチェックしてみましょう。

Yes-Noチェック(5才)

身近なことでわかるイエス・ノー発達チェック

他にも大切なことが色々ありますが、日々の生活の中で、子どもの発達をチェックしてみましょう。

  • 電話番号・住所・誕生日が言えますか?
no

子どもの世界が広がるにつれて、「電話番号」・「住所」・「誕生日」……など、自分のことについて覚えた方が良いことが出てきます。

     * 誕生日は○月○日
     * 住所は住んでいる町の名前やマンションの名前
     * 自宅の電話番号(市外局番無しの6桁〜8桁の番号)

などを覚えましょう。1回の練習では覚えられませんから日頃から根気よく何回も行っていきましょう。
また、覚えた電話番号や住所はむやみやたらに知らない人に言わないことを教えることも忘れないで下さいね。

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誕生日は○月○日、住所は住んでいる町の名前やマンションの名前、電話番号は市外局番無しの6桁〜8桁の番号が覚えられたら、次は、生年月日に年度を入れた平成○年○月○日、住所は住んでいる市や区から番地まで、電話番号は市外局番からの10桁の番号や、携帯電話の11桁に、挑戦しましょう。

その他にも「お父さんやお母さんの名前」・「幼稚園や保育園の名前」・「先生の名前」……なども覚えて、話が出来るようにしましょう。

  • 雑巾やタオルをしぼって使うことができますか?
no

お子さんは、雑巾や小さなタオルを絞ることができますか?
最近の子ども達は、上手に絞れるようになるには練習が必要のようです。

ご家庭で、お風呂に入った時やテーブルを拭くなどのお手伝いをする時に、絞る練習をさせてあげられると良いですね。
絞り方としては、雑巾を、竹刀を持つような持ち方で持つと絞りやすいので、練習をしてみてください。

教室では、雑巾がけの練習をするときに、ハンドタオルくらいの大きさの雑巾を使っています。
また、水を周りにこぼさずに、バケツの中で絞る練習をします。

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お子さんと一緒に、お部屋のお掃除をしましょう。
雑巾を濡らして絞り床を拭く・雑巾を洗って絞る・洗濯バサミに雑巾を干す・窓を拭く・ほうきで床を掃きゴミを集める・ちりとりにゴミをとって捨てる・掃除機をかける……など、様々なお手伝いが出来るようになっているはずです。

お手伝いとして親子で一緒に掃除をすることは、家族の一員としての「責任感」や「やる気」が育まれていきます。
そして、掃除が終わったら、綺麗になった部屋を一緒に見て『綺麗になった部屋はとても気持が良いね!』という感覚を、教えていってあげましょう。

  • 2枚の絵を見て、お話しを創作できますか?
no

この時期のお話の創作は、体験を通して出てくるものです。
リンゴの絵カードを見たときに、リンゴを食べた事や、お母さんが果物屋さんで買ってきた事などがお話の中に登場してきます。

「お話」では、文章の作り方を学んでいくことにもなります。
基本は、「誰がどうした」という「主語+述語」の関係です。

子どもはよく、「誰が(主語)」を省いて話をしてしまいます。例えば、『リンゴを食べた』など。
そんな時はお母さんは、『誰が食べたの?』と聞き返してあげましょう。

また、『どんなリンゴ? 大きいの? 赤いの? どんな味がしたの? 』などのお母さんの問いかけから、子どもは文章に飾る言葉や気持ちを表す言葉などが増えていきます。

是非お子さんと絵を見ながらお母さんも一緒に「お話作り」をしてみましょう。

yes

3枚のカードを使ってお話を作ったり、お母さんと一緒にカードを使いながら、接続語「だから・そして・すると・また・しかし・だけど・けれど」……などを使って、出来事の「順番」を考えて、お話を「つなげて」いく遊びをしてみましょう。

さらに、

   * 「重文の表現」(〜と、〜たり、〜ので、〜でも、〜ながら)、
   * 「複文の表現」(〜とき、〜みたいな、〜ぐらい、〜そうに)、
   * 「表現因果関係・理由付けの表現」(どうして〜か)、
   * 「仮説の表現」(もし〜なら、〜かもしれない)、

……なども、文章の中に入れて話してみましょう。

子どもは、意外にも『こうやって話すのよ』と教えていなくても、お母さんや周りの大人の会話を聞いていて、いつの間にかそういう言葉を自然に覚えて使っているものです。
ということは、普段の生活の中で、お子さんに覚えて欲しい言葉や文章の作り方などは、お母さんやお父さんが率先して使っていくことが大切ですね。

  • 模倣体操ができますか?
no

5才では、幼稚園や保育園で模倣体操を経験している子どもが多いですね。
この「模倣体操」は、すすんで楽しくできる子どもと、なかなかやりたがらない子に分かれます。

なかなかやりたがらない子どもは、模倣体操が嫌いというよりうまくできなかったら恥ずかしいとか、みんなと一緒にするのが恥ずかしいという子どもが多いようです。
そんなときは、家庭の中でお母さんと一緒に体操をして身体を動かすことを楽しみましょう。

近年の小学校受験での考査で、子どもの年齢相応の運動能力と指示理解の発達を見るために、この摸倣運動を取り上げている小学校が増えています。

お勧めの体操は、「アブラハム体操」です。この体操は、手足を自由に動かすので上手下手を意識せずに楽しく身体を動かせます。

挑戦してみてください。

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夏休みといえば、ラジオ体操!! 子ども会や自治体などで夏休みにラジオ体操をする地域も多いですね。夏休みの時期は、お母さんもちょっと早起きをして参加してみましょう。

普段は、NHK教育テレビで体操の番組がありますので、それを見ながら一緒に真似をして、からだを動かしてみましょう。

  • 「上下左右から、○番目」の位置がわかりますか?
no

普段から「位置」を表す言葉を、生活の中で使っていますか?
お子さんが、もし○番目が分からなかったら、生活の中に位置を表す言葉をたくさん使いながら「位置」を意識させていってあげましょう。

机の上・下、タンスの一番上・上から2段目・一番下・下から2段目……など、生活に密着している位置を表す言葉は、子ども達は自然な形で吸収できます。

「お手伝い」は、家族の一員としての満足感と達成感を味わうことができます。
お子さんに位置の言葉を使ってお手伝いをさせるなど、位置が理解できたという「達成感」を、味あわせていってあげましょう。

また、外に出てバスや電車を待ちながら並んでいる時など、前から何番目に並んでいるのか? 後ろからは何番目なのか? 全員で何人並んでいるのか?……など、確認することも楽しみながらの学習になりますよ。

是非、意識してみましょうね。

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生活の中での、上下左右の位置・○番目の位置が理解できている時には、方眼のプリントなどを利用して、『上から○番目の左から○番目』という、2つの視点から考える力を養っていきましょう。

はじめはマスの数は少なくても良いです。横3列縦3列の9マスくらいからスタートしましょう。
理解できるようになったら、マス目を増やして遊んでいけると良いですね。

お母さんが言った場所におはじきを置いたり、逆にお母さんが置いた場所を言葉で表現させたりします。
この理解には、問題の意味を理解することと、覚える記憶力が必要になります。
更なるステップアップとして、「相手から見た左右」といったものにも興味をもっていけると良いですね。

5歳は、1つのものを様々な方向から考える力を養っていく時期に入ります。
そのためにも、「体験学習」はとても大切です。

  • お箸を使いこなして食事ができますか?
no

お子さんのおはしの使い方は、どうですか?
にぎり箸や持ち方が違っていたりしていませんか? いずれ時期が来れば直ると思っていませんか?
実は、一度持ち方を違って覚えてしまうとなかなか正しい持ち方にならないのが、「お箸の持ち方」と「鉛筆の持ち方」です。

また、お箸の持ち方が違っているお子さんは、鉛筆の持ち方も正しく持てない……という傾向があります。何でもそうですが、覚え始めが肝心です!

さらに、繰り返しが大切です。毎日の食事の際にも、気をつけて見ていってあげましょう。

yes

お箸の使い方が巧くなってきたら、お箸を使ってゲームをしてみましょう。
お箸は手の「巧緻性」を育てる意味で、とても良い教材であり、指先を使うことは幼児脳への刺激にもなります。

お豆運び競争などで、お母さんやお父さんと競争をすると盛り上がりますよ。
お皿を2枚用意して、隣のお皿に時間内に何個運ぶことができるか? また、ちょっと離れた場所に運ぶ競争など楽しくできます。

運ぶものも、小豆・大豆・レンジ豆・落花生・オハジキ・消しゴム・ネジ……など、素材を変えても面白いです。
このお豆を運ぶ競争は、首都圏での小学校受験での考査にも登場してきます。

また、お箸の持ち方をチェックする小学校もあります。「基本的生活習慣」としてのお箸の持ち方は、ご家庭での「躾(しつけ)として当然であるととらえているわけです。
さらに言うと、お箸を自在に使える子どもは手先が器用であり、手先が器用な子どもは「学業」でも力を発揮できるとの考えです。
これは手先の器用さ(巧緻性)と知的能力の高さは、ある程度比例すると言うことです。

お箸を単に食事をする際の道具だけとは考えずゲーム感覚で鍛えてあげで、子どもの手先をどんどん「刺激」していってあげましょうね。

  • 系列が、具体物やプリントで理解できますか?
no

この時期の幼児は、ものにはある系列や法則があることに気づき、発見することを喜ぶようになり、自分で作ることの楽しさを見出していくようになっていきます。

仕事でも、遊びでも、学習でも、ゲームでも、「法則」や「系列」・「きまり」などに留意して事を運ぶとうまくいくことを、経験を通して学習していきます。
自分にとって、より良く生き抜くための法則やきまりを、生活の中で習得していくわけです。

では、系列を身体で感じるように、具体物を実際に並べて遊んでみましょう。

     * 広告などの模様を見て、系列を探して遊びましょう。
     * リズム打ちで、リズムの法則に気づきましょう。
     * ジャンケンゲームでは、勝ったら万歳! 負けたら泣く! の仕草。

リズミカルに『ジャンケン・ポン』で、グーやチョキ・パーが出せますか?
瞬時に自分が勝った! 負けた! と判断し、すぐに仕草ができるでしょうか?
これも法則の理解の力になります。

年長さんになっても、上手にリズム良く手を出せなかったり、グーとパーでは、どちらが勝つのかを「瞬時に判断」出来ないお子さんもいます。

系列や法則は、図形に限ったことではありません。
よく、年長さんで遊ぶゲームで『先生はグーチョキパーで出すから、それに勝つジャンケンを順番に出してね!』と課題を与えて、法則を考えさせる授業をします。
リズム良く、勝つ法則を見つけて、瞬時に考え出す思考力が必要になります。

「旗挙げゲーム」……これは、右手と左手に赤と白の旗を持ち、『赤あげて、白あげて!』と言葉と動作を楽しむゲームです。瞬発力と法則が崩れる楽しさが味わえます。

法則・系列を綺麗・美しいと感覚的に知るからこそ、その法則が崩れたときの面白さを理解することが楽しいのです。
楽しければ、繰り返します。繰り返すことは、習得の早さに繋がります。
是非、ご家庭でも遊びの一つに取り入れてみましょう。

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「系列」が理解できるようになると、七並べやババ抜きなどの勝ち方を考えるようになったり、将棋倒しではコマが倒れていく様子を見ながら、駒と駒の距離・倒れ方・曲がり方などを考えるようになります。
遊びの中で、法則やきまりを自分で発見し、自分の物としていくことが、主体的な態度や学習の自主性を育てます。

次のステップアップでは、プリント学習にも興味を持たせていってみましょう。
具体的に遊びの中で系列やきまりを見つけられていれば、プリントでも系列のまとまりを見つけることは、そんなに困難では無いはずです。

【○△×○△×_△×○_×】の抜けている部分に入る形も、○△×の順番に並んでいることを見つけられれば、すぐに入る形を導き出せるはずです。

     * ○△×と口で唱えて探す方法
     * ○の前後で1つの形を決めて探す方法
     * 同じ形を見つけて順番に追っていく方法

……など、いろいろとあります。楽しく法則を見つけて遊んでみましょう。

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手先が器用に動く子どもは、知的能力やコミュニケーション能力などが高い傾向にあるという巧緻性(こうちせい)とは。

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