ある期間の適切な教育(刺激)

簡単に言うと…

臨界期を逃した教育は、リカバリーが難しい。

詳しく言うと…

ある時期までに刺激しない知性は育たない、これが臨界期教育である。絶対音感を得る事が良いかどうかはさておき、3才位までと言われている。
例えば、生後まもなく片目を閉じた猫は、刺激(光)を受けないので目からの情報を伝達するシナプスが育たず消滅してしまうが、開いている方の目は当然にシナプスが形成され良く育つ。ただ、その後閉じた方の目を開いても臨界期を逃してしまうと回復できない、そして、それは生涯にわたることになる。
これは、極端な例かも知れないが、言語、絵画、音楽、運動等、各知性に対する教育(刺激)に対しても同じ事が言える。

「まいと」な一例

臨界期を知っていると言うことは、とても大切なことです。言語力や運動能力、音感、量感、巧緻性、など幼児の時期に、経験をしているからこそ、育っていく能力がたくさんあります。ご両親が知識として知っていて、経験をさせる・させないの選択をする事は、とても望ましいことですが、知らずに過ごしていくことは、とても残念なことです。特に、これらの刺激を通しての達成感、根気、集中力、理解力、自己解決能力などは、幼児の時期に体験をしておかなければ、ある年齢になったからと言って、自然に身につくものでは決してありません。

参考文献

  • 「Emotional Intelligence(邦題:こころの知能指数)」/ダニエル・ゴールマン(土屋京子 訳)/講談社
  • 「幼児教育と脳」/澤口 俊之/文藝春秋
  • 「脳が考える脳」/柳澤 桂子/講談社
  • 「脳の健康」/生田 哲/講談社
  • Newton別冊「遺伝子と脳からみる男と女のサイエンス」/ニュートンプレス。

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