雙葉学園雙葉小学校(受験資料)/幼児教室の学校レポート|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

雙葉学園雙葉小学校(受験資料)/幼児教室の学校レポート

雙葉学園雙葉小学校

http://www.futaba-elementary.jp/

東京都千代田区六番町14番地1

教育についての考え方(教育理念)

徳においては 純真に
 義務においては 堅実に

素直でまっすぐな心を持ちましょう。
自分のしなければならないことを最後までやりぬきましょう。

雙葉小学校の説明会に参加するには、事前に往復葉書を出し申し込むことが必要になります。今回予定では午前中10時からということでしたが、返信された葉書には13時30分からと記入してありました。ということは・・・会場の収容人数よりも多い申し込みがあったのではないかと察します。
やはり100年の伝統とキリスト教精神に基づいた女子教育の重鎮である雙葉小学校の人気は不動のものと感じました。

説明会の参加者は土曜日ということもあり両親で参加されている方が多くいらっしゃいました。

服装の関しては、お母さんは紺のスーツまたは、ワンピース(今はジャケットとワンピースのセットアップを準備される方が多いようです)、お父さんは紺またはダークグレイのスーツでネクタイは華美でないものをされていました。
本当に見渡す限り紺でした。

講堂に入ると先生方が丁寧に案内をしてくださいました。
ステージ上のスクリーンには雙葉学園の歩みを簡単にまとめたものや、学園での生活風景が上映されていました。

河野久仁子校長先生のお話

昨年100周年を迎えた雙葉学園雙葉小学校の歩みについてお話をされました。

バレ神父の教えを礎とした「幼きイエス会」という修道会が母体となり、メール・セン・テレーズ初代校長が現在の地に創設したそうです。
戦時中、戦後とさまざまな苦難を乗り越えて今日がるとおっしゃっていました。
「よき母を育てることがよき人を育て強いてはよき国を育てる」という考えの下女子教育に力を注いできたということです。
(そうですね、よき母のもとで子どもはすくすく成長をすると私も思いました)

何度もおっしゃっていた言葉があります。
それは「祈り」という言葉です。学校生活の中にはさまざまな場面で「祈る」ことをしています。
「祈り」は神様とのお話。
人のために、自分のためにお祈りをしましょう。とおっしゃっていました。
(ですから、宗教教育に対して理解のあるご家庭でないと入学は難しいようですね)

教育目標は
 祈る心のある子
 思いやりのこのある子
 実行力のある子
と、おっしゃっていました。
(ということは、キリスト教の教えを受け入れ、素直で友達との連帯感や協調性があり、しかも実行力がある子を育てるということですね。つまりはそういう気質のある女の子を望んでいるということでしょうか?)

教頭先生のお話

教科と入試についてのお話がありました。
その中でいくつか気になった項目がありました。

  • 給食がありますが、特にアレルギー対策はされていないということですのでアレルギーをお持ちの方は注意が必要かと思います。
  • 入試については、卒業生、姉妹の優遇は一切ない。
  • 早生まれ(1・2・3月生まれ)の考慮はない。
  • 通学時間は1時間以内(入学後の引越しでも1時間以内でお願いしますとおっしゃっていました)
  • 海外転勤の場合退学届けと復学願いをいっしょに出すと、復学が可能(つまり編入措置はない!)
  • 入学後の送り迎えは安全に登下校できるまでだが、そのまま続けてもOK
  • 考査のときの服装は紺でなくてもOK
  • 両親面接は基本両親参加なので都合をつけてくださいとのこと、どうしても参加できない場合(片親などのとき)はOK

その他

学校案内のパンプレットは、冊子にはなっておらず、三つ折のA4サイズより少し大きい用紙の裏表に簡潔にまとめられています。

説明会当日は校内見学や授業見学はなく、質問も受け付けないという状況でした。
ただし、質問は電話対応もしくは8/21(土)8/22(日)東京国際フォーラムでおこなわれる私立小学校フェアーの雙葉学園雙葉小学校のブースにて可能だということです。

一般公開が少ない学校ですのでこのような機会を上手に利用して学校の情報を集めるとよいでしょう。

実際に小学校受験でおこなわれる面接の内容についてはこちらからご覧ください。(内容はさまざまな学校の面接で聞かれた内容の一部です)

面接について

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