桐朋学園小学校(受験資料)/幼児教室の学校レポート|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

桐朋学園小学校(受験資料)/幼児教室の学校レポート

桐朋学園小学校

http://www.tohogakuen-e.ed.jp/

東京都国立市中3-1-10

教育についての考え方(教育理念)

一人ひとりの子どもの
 心のすみずみまで行きわたる教育を・・・

桐朋学園小学校の特色

  1. 1. 基礎学力を充実する
  2. 2. 心身を鍛える
  3. 3. 情操を培う

説明会に参加させて頂きました。

中央線国立駅南口下車・・・大学通りを南へ徒歩15分、または南武線谷保駅下車・・・北へ徒歩15分、大学通りは桐朋の子ども達の通学路であり、毎朝15分学校まで歩く時間をとても大切にしています・・・と片岡校長は話されていました。

この15分という距離を歩く中で、国立の自然に触れ空気を吸いながら、子ども達の心に色々なスイッチが入っているのだそうです。

国立学園は正に自然の森の中にあると言っても過言ではありません。小学校と中高の校舎やグラウンドが隣接はされているものの、校舎の西側に広がる「みや林」にはクヌギ・コナラ・針葉樹など様々な木々が生い茂っており、息を吸い込むと木々の香りがしてきます。

正に自然の営みと人間の生活が交わる場所が子ども達に安らぎと感性を与え、健康な身体を作り将来の夢を育むとの考え方がピッタリとあてはまる環境でした。

校舎の横には、飼育小屋があり、「ニワトリ・チャボ・ウサギ・アヒル」などが飼育されており、4年生が飼育係となり毎日世話をしているとのことです。

校舎は木造建てで決して新しくはありませんが、温かみが感じられます。また、一年生と二年生の教室の外には、専用の砂場やアスレチックなどの遊具があります。桐朋学園に通っているご父兄から『うちの子、毎日泥んこになって遊んでくるんです!』と、話されていた言葉がうなずけました。

校舎内の壁には、創立以来続いている卒業制作が飾られており、どの作品も素晴らしくとても印象的でした。

桐朋小学校の特色

校長は 「片岡哲郎 校長先生」です。

子ども達は、この自然に恵まれた環境の中で一人ひとりの子どもの心の隅々までにいきわたる教育をされています。全ての子どもの名前を先生方は知っています。先生方は、心をこめて全身で子どもに向かい合います。

桐朋学園の教育の特徴は、具体的事物を直接触れる体験を通して広い視野を育てることを大切にしています。

1年生

アサガオの観察では、アサガオの種まきをする土作りからはじめます。

2年生

小麦作りから始め、パン作りを体験します。

3年生

枝豆の収穫。

4年生

羊の毛を刈り取り、羊毛を洗い、羊毛を紡ぎ、キャンパスの植物を使って染めて、織物作りを1年がかりで体験します。

5年生

土器作りから野焼きまでを体験します。

6年生

ミシンを使ってクロスステッチを施し、卒業アルバムの表紙を完成します。

五感を使って本物に触れる体験をすることで、自分の中での曖昧なものをはっきりさせること、これは後の確かな知識となると確信していると校長は話されました。
また、生徒全員木登りが出来るようになるそうです。落葉の時期には、落葉が図工の作品にもなるそうです。これらの活動を通して、自然を大切に思う気持ち、豊かな感性を培うことが出来るそうです。

また、2016年小中高新校舎プロジェクト計画が着々と進行中だということです。

学習の基礎力を大切にします

書く力・深く見る力・考える力を大切にします。感じたことを適切な言葉で表現するための考察力を育てます。その為に、日記指導に力を入れています。

4年生までは学校独自の自主教材を使用、5年生からは問題集を使用し、粘り強くチャレンジする力を育てていきます。

進学は、男子は桐朋中学、女子は桐朋女子中学に分かれます。

今年度から変わった「内容」として

今年度より、英語教育を導入。5・6年生週一時間、中高の先生が独自の教材を使い指導に当たっているそうです。

受験にあたり

通学時間50分

乗り換え1回・駅名で判断。50分以上は合否判定で不利。転居の場合は、合格の際「誓約書」が必要・入学までに学園が定める住所に移ることが条件となる。

携帯電話

禁止。機械に頼らない、教師と親の繋がり・子ども同士の縦のつながり・自分で判断し行動することが一番の安全対策であるとの考え。

受付と受験番号

関係なし

考査は誕生日順

4/2から1番〜

プリント考査なし

プリントはありません

「まいと」からの在籍生/お世話になっている子ども達

p明るく活気があり子どもらしく、自分の考えで行動ができる子どもです。また、絵画制作が得意な子ども・集団活動が得意な子どもが多いようです。

どのご家庭でも、とにかく学校ではよく遊んで帰ってくるとおっしゃいます。また、体力もつくと話されます。子ども達は、とても学校が楽しいと話します。

毎年とても人気のある学校ですが通学範囲が厳しく、その為、断念せざるおえないご家庭もあります。

中学への進学にでは、特に男の子は中学受験で難関といわれている桐朋中学になりますから、人気が高くなるのもうなずけます。

中学は偏差値が高いため、小学校での学習習慣がとても大切な課題となるのですが、小学校は体験学習が中心となるため、小学校で行なわれる学習に対して多少の心配はあるようです。ご家庭では中学進学を意識しての学習習慣持つことを低学年から行なっていくことが必要となります。

実際に小学校受験でおこなわれる面接の内容についてはこちらからご覧ください。(内容はさまざまな学校の面接で聞かれた内容の一部です)

面接について

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