【アスペルガー症候群:あすぺるがーしょうこうぐん】とは…幼児教室の子育て&幼児教育辞典

アスペルガー症候群(あすぺるがーしょうこうぐん)

アスペルガー症候群(Asperger syndrome: AS)は、社会性・興味・コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害で、知的障害がみられない発達障害の一種です。
自閉症の障害と同等ですが、言語の獲得に遅れはありません。

「高機能自閉症」と同義で用いられることもありましたが、最近では別々に分けた概念として扱っています。

アスペルガー症候群の子どもは、次の3分野に障害を持つことで診断されます。

1:社会性(他の人との社会的関係をもつこと)

・人の気持ちを理解できない、他人の立場に立って考えることが苦手。
人の中で浮いてしまう。暗黙のルールがわからない。わざわざ口に出していう。その言葉が人を傷つけることが分からない(毛が薄い、太ってるなど)。

・同年齢の子どもと波長があわない。
年長の子にリードされて遊んだり、年少の子と同レベルで遊ぶことが多く、同年齢の子どもとの対等の遊びが苦手。自分の思い通りに遊んでくれないとかんしゃくをおこしたり一人遊びに戻っていってしまう。その場を仕切りたがる。

・自分本位、積極的すぎることも。
自分の興味があることは相手にとっても興味があると思いこむ。初対面の人に対しても臆面もなく家族構成や体重などをやつぎばやに質問する。自分の関心のある話題を一方的に話しかける。小学生になっても好きな子に大声で好きと叫ぶ、抱きつく、キスする。


2:コミュニケーション(自分の気持ち、相手の気持ちを伝え、理解する)

・話し方が少し変わっている。わかりにくい。
話し方が回りくどい。具体的に明確に言わないと理解ができず、曖昧な質問が苦手。細かいところにこだわる。大人びた難しい言葉や場にそぐわないほどの丁寧語を使う。「いく、くる」など視点の違いがわからない。言葉・文法の間違った使い方など。

・会話のキャッチボールが苦手。
自分の関心があることを相手におかまいなしに一方的に話す。自分の関心のおもむくままに話題を変えて話す。言外の意味を汲み取ることが苦手。皮肉やほのめかしの理解が難しい。


3:想像力と創造性(興味の範囲の限定;行動面のこだわり)

・ごっこ遊びが苦手だがものまね遊びが得意。
役の立場や役割が理解できないのでごっこ遊びが苦手。一人遊びが中心。テレビアニメの主人公に「なりきり」。

・機械的記憶力が優れていることが多い。
年号や記号。国旗や地名や駅名。誕生日や名前など。

・パターン的行動、融通が利かない。こだわりや執着。
一日の行動パターンが同じ。毎朝の通学電車では同じホームの同じ場所から。予定の変更に不安やかんしゃくをおこす。録画の同じ場面を繰り返し見続けたりテレビゲームのみに熱中する。


典型的な自閉症も同じように3分野の障害を持っています。
このようにアスペルガー症候群は、自閉症スペクトラム障害の一つとして分別され、自閉症とアスペルガー症候群はひとつながり(スペクトラム)のものなのです。

アスペルガー症候群も子どもの一つの個性だと考えています。
でもその個性のために集団生活に支障をきたすことがあります。

友達とのかかわり、コミュニケーション、想像力(察する力)などを補うためにどんなことが必要なのかを、子どもとじっくり付き合う中で見極めることが大切です。

また、すぐれた能力を持つことも多いアスペルガー症候群ですが、その子どもたちが持っている優れた力を見つけることが親として大切なことです。

幼児期の(教育)環境は、とても重要です。

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