まいと幼児教育コラム 年長|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

まいと幼児教育コラム 年長

6才 3月の過ごし方

3月です。

小学校への期待で、子ども達の胸は一杯のようです。

12月から、スタートをした準備コースです。
3月の卒園式、そして4月の小学校の入学式と、ご両親も我が子の成長に胸が熱くなることでしょう。

子ども達のひらがなの書き方を見ていると、書き順を間違えて覚えていたり、「とめ、はね、はらい」が正しく理解していない子どもが多いものです。
ひとつ一つの字を丁寧に正しく書く練習を12月はたくさん行いました。3月も続けて、ひらがなを書く練習をしていきます。

今月は、カタカナにも触れていきます。
書ける子どもも多いのですが、やはり正しい書き順を覚えていくことが必須です。
カタカナでは、テープ・エレベーターのようにのばす音が「ー」で表現されます。
その書き方を覚えていきます。
小学校低学年では、ひらがなをカタカナに、カタカナをひらがなに変えて書く事を学習していきます。また、カタカナは、どの様な物を書くときに使うか等も学習していきます。
小学校では短時間での学習になりますので、50音は覚えておいた方がスムーズに学習出来るでしょう。
音読の習慣をつけるために、短い詩を読んでいきます。
書かれていることを正しく読む力が身に付きます。

算数では、長さや形の種類にも触れていきます。これも算数?と、子ども達は不思議がります。
遊びの延長の感覚で学習が出来ます。1年生では、長さでも単位はまだ出てこないことが多いので、縦と横の長さの違いは、縦と横を折って比べてみるなど、具体的な比べ方を学んでいきます。
足し算や引き算では、カリキュラムにあるように、「□」の場所が変わると、求める答えが変わってきます。その考え方を3月も続けて身に付けていきます。
文章題では、足し算をするのか、引き算をするのか、文章を読みとる力が必要になります。
ですから、算数の文章題は国語力ととても密接な関係があります。
正しく読んで理解をすることを要求されていきます。文章題にも慣れていきます。
また、右から○番目やちょうど真ん中などの表現を理解し、テキスト学習をしていきます。

小学校の1年生は、学校の生活に慣れるところからスタートをしていきます。
教科的な勉強の進度は、学校によって全然違います。また、宿題の量は担任の先生によって全然違います。

私学の場合、『塾は必要ない』と打ち出す学校が多いのですが、国公立の場合は1年生~3年生で学習習慣をご家庭で身につけていなければ、4年生以降子どもが苦労することになるでしょう。
特に、中学受験を考えているご家庭や、私学・国立で中学から外部性が難関突破で入学してくる学校は、小学校での学習がとても大切になります。
お子さんの今後の進路と学校での学習のあり方を考えておきましょう。

もうすぐ、小学校入学です。ご両親もとても楽しみにしていらっしゃることでしょう。
小学校入学は、新たなスタートの第1歩です。
良いスタートをきらせてあげたいですね。

ページトップ